投資家サッカー選手

FC町田→慶應湘南藤沢高等部サッカー部主将→U-19台湾ユース代表キャプテンを経て、ゴールドマン・サックスに入社。今は投資家サッカー選手として活躍する永遠のサッカー少年

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

誤審をどう考えるか

ワールドカップのイングランド対ドイツで、ランパードのゴールが誤審によって無効に
なってしまった。

イングランドチームの関係者からすれば、「あのゴールが認められて2-2で後半を迎えて
いたら、結果は全然違ったはず。」と、やりきれない気持ちだろう。

僕が高校生の頃、全国高校サッカー選手権神奈川県予選のブロック決勝、激しい
打ち合いの試合で、4-5で迎えた後半ロスタイム、同点のヘディングシュートが
ゴールネットを揺らした。しかし、次の瞬間、鳴らされたホイッスルは「オフサイド」
だった。当日も現場は「何故?」と騒然としていたが、後々、ビデオで確認しても、
明らかにオフサイドではなかった。しかし、判定は覆らない。どうしても勝たなければ
いけなかった僕たちは、悔しさを飲み込み、最後まで集中力をとぎらすことなく
攻め続けた。そして、残り時間が秒単位でカウントダウンされ始めた頃、ついに
スローインから粘って上げられたセンタリングを中央で僕が競り、ちょうど
カメルーン戦の本田のような形でルーズボールを受けたツートップの相棒・石田悠が
見事にゴールに突き刺してくれた。延長でも決着はつかず、勝負はPK戦に。
我々は5人全員が決め、慶應藤沢高校として初の選手権決勝トーナメント進出を決めた。

きっと僕はこの試合で勝っていなかったら、ユース代表に呼ばれることはなかっただろう。
ユース代表に呼ばれなければ、大学でもサッカーを続けることになりインターン
などでビジネスマンとしての修行は充分にはできなかっただろう。
そうなった場合、ゴールドマンやベインキャピタルに入ることもできなかっただろう。
そう考えると、あの試合での結果は、僕の人生に大きな影響を与えている。
そんな試合で、一つの誤審が結果を不当にを左右するところだった。僕たちのチームが
それを乗り越えて最終的に勝利する強さをたまたま持っていたから良かったものの、
あの判定に思うところは、今でも大きい。

このような経験から、僕は、サッカーの試合、特に大きな大会では、ビデオ判定を
取り入れるべきだと思う。いちいちビデオを確認するのは時間がかかるが、第4の
審判が、肉眼では確認が難しい状況が生じた時に主審に無線で連絡して正しい判断を伝える、
そういった対応をすることで時間的課題をクリアすることは充分に可能な筈だ。

僕は「審判の判定は絶対だ」なんて思えない。そう思わせるだけの準備をしていないし、
そういった安易なフレージングで思考停止に陥ることを正当化しているようにしか
聞こえないからだ。選手がプレーの質を高めるのと同様に、いや、それ以上に、
ジャッジングのクオリティを上げてもらいたいと願う。
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。